Back ] [ Index ] [ Next

2002年11月17日

第77回全日本テニス選手権大会 第1日

 今年はフォーマットが変更になったおかげで、日曜日から女子シングルス本戦1回戦が見られる。第9シードから第16シードは3回戦、第1シードから第8シードは4回戦から入るフィードイン方式が採用された。近年はトップ選手が全日本出場を控え、若い選手が世界を目指すための登竜門的な色彩に傾いていたが、JTAとしてはやはり日本一を決める大会と位置付けることにこだわっているようだ。今回採用されたフォーマットは海外を転戦するトップ選手がより出場しやすくするために考えられた苦肉の対策であろう。確かに1回戦からダブルベーグルになるような試合を見せられてもつまらない。どの方式を採るにしても一長一短で、しばらくは試行錯誤するのもやむをえない時期に来ているのかもしれない。

 前日にドローを見て予想通り悩んでしまった。どれも見のがせないカードばかりで、どこから見ようか迷ってしまう。まず第8コートへ。今年の全日本ジュニアに出そびれた?荒川望ちゃんだ。昨年の関東ジュニア決勝以来、見ていない。予選決勝で井上万里ちゃんを破って本戦出場を決めた。対戦相手は経験豊富な石川尚子選手だ。
 コートサイドで思いがけず藤原里華ちゃんのおとうさんに出会った。さっそく里華ちゃんの近況をお聞きした。ロスのダブルス最終戦に同行したそうで、準決勝はもう少しで勝てたのにと悔しそうに話す。「第2セットはあと2ポイントで勝てたのに!」と言うと「あれ、そうでしたっけ?」いやあ、里華パパのこういう間の抜けたところが好きなんだなあ。でも里華ちゃんの活躍には本当にうれしそうだった。現在は朝日生命から北日本物産に移った石川尚子選手と野田章子選手の指導をされているそうだ。

 あとは不田涼ちゃんの試合が始まるまで、写真を撮りながら会場を一回り。涼ちゃんの相手は11月から竹内ラボで一緒に練習をすることになったばかりの新井麻葵ちゃんだ。この日の涼ちゃんは攻撃的で非常にリズムが良かった。チャンスがあれば積極的にネットを取り、相手がネットへ詰めれば効果的なロブを放った。
 もう少し他のコートを見て回ろうかと思っていたが、前日テニスで腰を痛めてしまい、歩き回るのが辛くなった。涼ちゃんの試合のあとは梅ちゃんということもあり、ずっと第1コートにとどまった。

 最後の試合は梅ちゃん対モッチーこと持田志保ちゃんである。モッチーはあいかわらず色白で細い。しかしストロークは驚くほど威力がある。試合はフルセットになったが、梅ちゃんの貫禄勝ち。調子はかなり良いと見た。梅ちゃんの調子が良い時はボールのようにからだが弾み、振り抜いたラケット面がくるりと返るような感覚がある。
 試合の途中、里華ちゃんがコートサイドに現れた。今や大スターになってしまったので、いなくならないうちに写真を撮っておこうと一緒にお話していた山田のえっちゃんとツーショットをパチリ。晩秋の日暮れは早い。梅ちゃんの試合が終わった時にはすっかり暗くなっていた。

 

荒川 望

石川 尚子

山田 恵都子

田口 景子

竹原 心

和田 奈々

尾崎 真衣加

川床 萌

北村 由美子

新井 麻葵

不田 涼子

えっちゃん&里華ちゃん

梅ちゃん

 


Back ] [ Index ] [ Next