2002年9月29日
AIGジャパンオープン 予選第2日
思ったより天気の回復が早い。有明に着いた時には青空さえのぞき始めた。今日はヨネックスフェスティバルもある。ラケットを担いだ若者でいっぱいだ。会場は例年にも増して人でごった返している。テニプリの影響が大きいのかな。おかげで予選にも観客がいっぱいだ。でも試打会には観戦者をはるかに上回る人の列ができている。日本のトップジュニア、涼ちゃんの試合が始まるで!あとで後悔しても知らんで〜
さて、いよいよ涼ちゃんの試合だ。安定感抜群の久松志保ちゃんのストロークに、涼ちゃんがどれだけ喰らいついていけるか。勝つか負けるかは二の次だ。志保ちゃんの応援には藤原里華ちゃんと森上あっこちゃんという強い味方が付いている。
さすがに志保ちゃん、強かった!第1セットはあっという間に6−0で志保ちゃん。涼ちゃんはなんか落ち着かない。すかさずトイレットブレークを入れるも挽回ならず。第2セットも6−3で押し切られてしまった。ジュニアとシニアのストロークの精度の違いを見た感じだ。それよりもボールを打った回数の違いか?涼ちゃん、あんたはまだまだ若い、がんばろ〜!
次は青山香織ちゃんの応援に11番コートへ。あら、まだ第1セットが終わったばかり。でも香織ちゃんの様子がおかしい。メディカルタイムを取って薬を飲んでいる。吐き気を催しているようだ。香織ママも心配そうに見ている。昨日からちょっと具合が悪かったらしい。
相手は木根渕さん、1ポイントのラリーが異常に長い。香織ちゃん、奮起して第2セットを取る。他の試合が気になって一旦コートを離れた。一回りして帰ってきたら、第3セットはあまり進んでいない。いやはや長いこと。二人ともだんだん足に来始めた。ポイント間にストレッチをする回数が多くなっている。しかしどんなことになってもテニスという競技はどちらかが勝って、どちらかが負ける。引き分けはない。ちょっと残酷だなと思いつつもどうにもならない。最後はわずかに香織ちゃんが力尽きてしまった。試合時間はちょうど3時間だった。
香織ちゃんの試合は第1試合。同じコートの第3試合がマーシャ(マリア・キリレンコ)と志保ちゃんの2回戦の予定になっていた。この調子だといったい何時に始まるんだ?と、心配していたら一番端っこの13番コートに2人が入ってきた。このコートは一番見ずらい。入口の邪魔にならないところにマーシャのコーチと並んで腰をおろした。エンドラインの真横で選手は目と鼻の先だが、写真を撮るにはアングルが良くない。この際、写真は適当にしてマーシャのテニスを目に焼き付けることにした。
マーシャはいきなり5ゲーム連取、得意のバックハンドが冴え渡る。志保ちゃん、コースが読めなくてエンドラインの真ん中で棒立ちになることもしばしば。でもここでマーシャはさくっとセットを取ることができない。ちょっともたついた。6−3で第1セットを取ったが、第2セットは集中力が切れてきた。逆に志保ちゃんはマーシャのストロークに慣れ、素早く返球のコースに入っていく。第2セットは6−2で志保ちゃん。
第3セットもマーシャの調子が上がらない。時々助けを求めるような目でコーチの方をちらちらと見る。一時は志保ちゃんが押し切るかと思ったが、最後の最後に一気に集中して逆転してしまった。なんか引出しがいっぱいあるみたい。これが天才たる所以か。もたついたのはトヨプリ、バリ、AIGとはじめてのWTAツアー転戦で疲れがたまってきたのかもしれない。体力がついてフル出場できるようになれば、すぐに上位に上がってくることは間違いない。
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