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2002年9月14日

トヨタプリンセスカップ 予選第1日

 いよいよトヨタプリンセスカップが始まる。いや、トヨタプリンセスカップの予選が始まる。最近はメジャーな選手にはどうも食指が動かない。発展途上の選手や噂で聞いた若い選手やジュニア、予選の方がわくわくする。大勢の観客が押しかけ、テレビ放映されるようなトーナメントを私がレポートしても面白くも何ともないし、サイトの主旨にもそぐわない。それにみんなが見るような大会を下手にレポートするとあらが出る。<ずる〜い

 今日一番の注目は始めてWTAツアーに挑戦する中村藍子だ。エントリーしたもののさすがにティア2のレベルは高く、ぎりぎりWCで予選に滑り込んだ。このグレードの大会でどこまで通用するのか楽しみだった。予選1回戦の相手はあのキム・クライスターズの妹、17歳のエルケ・クライスターズである。噂だけは以前から聞いていた。ITFジュニアランキング32位、ダブルスランキング2位、今年のウィンブルドンジュニア、USオープンジュニアのダブルスを連破している強豪だ。決して楽な相手ではない。10時開始の第1試合、はやる気持ちを抑えながら1番コートへ向かった。

 

シングルス予選1回戦

中村 藍子 7-6(6), 2-6, 6-3 エルケ・クライスターズ

 迷いのないとはこういうことを言うのだろうか。セットオール後の第3セット、苦しみながらも中村はキープを続けていた。かなり息は上がっている。一方のクライスターズは強烈なサーブを武器に楽にキープを続ける。先にブレークしたのは中村、4−3と一歩リード。しかしとても安心できるようなリードではない。すかさずクライスターズは次の中村のサービスゲームで執拗に攻め立てる。いったい何度デュースが続いただろうか。その時、突然のアクシデント発生!足がつってしまった。いやいや、藍ちゃんのじゃなくて私の足が。応援に力が入り過ぎたようだ。<たく〜、人騒がせな。

 話を戻そう。このゲームをかろうじてキープすると、あとは迷いはなかった。相手のクライスターズなど眼中にないように、ひたすらボールだけを見つめて打ち続けた。特にフォアハンドのストロークは凄まじく、打つごとにスピードが増し、ネットすれすれを矢のようにコート深く突き刺さった。さすがのクライスターズもゾーンに入った中村を跳ね返すことはできなかった。

 

 

ウィーネ・プラクシャ

チャン・キュンミ

手塚 玲美

アリーシャ・モリック

マルタ・マレロ

 


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