Back ] [ Index ] [ Next

2002年5月12日

福岡国際女子オープン 決勝

 雲ひとつない快晴になった。午前中は福岡でもスカンジナビアのテニスクリニックが行なわれた。日本選手はダブルス決勝の浅越しのぶしか残っていなかったが、大勢のお客さんが集まった。

 

シングルス決勝

ヴァネッサ・ウェブ 6-0, 6-4 ジョン・ミラ

 まったく予想外の展開になった。ウェブの調子がすこぶる良い。ファーストサービスの入りが良いため、楽にネットプレーができ、ドロップショットが面白いように決まる。反対にジョンの調子は最悪だ。ストロークが不安定で、なんでもないストロークミスを繰り返した。あっという間にウェブが11ゲームを連取した。まだ試合開始から41分しかたってない。12ゲーム目はジョンのサービスゲーム、ゲームカウントは15−40、ウェブは決定的なマッチポイントを握った。

 ところがここでウェブがびびってしまった。つなぐだけで攻めようとしない。ジョンはかろうじてダブルベーグルの屈辱から逃れた。ジョンのストロークがじわじわと蘇ってきた。ウェブは第9ゲームでもマッチポイントを握るが取りきれない。ジョンは4ゲーム連取、5−5にでもなればまったく勝敗は分からなくなる。しかしウェブが次のゲームを何とかブレークして、優勝にたどり着いた。なんとも冷や汗ものの勝利であった。

 岐阜では良いところがなかったウェブだったが、福岡ではしり上がりに調子を上げ、決勝で最高の状態に持っていった。ソウルの大会から好調を持続していたジョンは福岡の決勝で最悪のテニスをしてしまった。調子を安定させることは本当に難しいものだ。

 

ヴァネッサ・ウェブ

ジョン・ミラ

 

立派な大会の割に、ちょっと間の抜けた表彰式。表彰台がないので選手も落ち着かない。通常は表彰式のあと必ず行なうフォトセッションもなく、なんとなく終わってしまった。

 

ダブルス決勝

浅越 しのぶ/チョウ 6-2, 6-4 ウッドロフ/プリン

 


Back ] [ Index ] [ Next