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2002年3月31日

春季ロイヤルSCオープン 最終日

 朝からどんよりとした曇り空だ。午後からは雷雨の予報が出ていた。今週は丸々2日間雨にたたられ、男女共催シングルス64ドロー、ダブルス32ドローのスケジュールは遅れに遅れていた。ダブルスにいたってはまだベスト4が出揃っていない。シングルス決勝だけは見たかった。ところが幸いにも予報は見事にはずれた。午後からは薄日さえ射し始め、暑いくらいの陽気になった。

 試合は男子と女子のシングルス準決勝4試合が9時から同時に始まった。男子はハードコート、女子は砂入り人工芝だ。女子の試合は柵に囲まれ、しかも中段をシートで目隠しされているので非常に観戦しにくい。砂入り人工芝のコートは1面だけ観客席のある見易いコートがあるのだが決勝の時はキッズテニスに使用されていた。おかげで女子決勝の観戦者は4〜5人しかいなかった。あんな見にくいコートでは観戦しようにもなかなか観る気が起こらないだろう。一工夫して欲しいものだ。

 シングル決勝は男女共に敗者にとって不利な条件が重なってしまった。男子は準決勝で比較的短時間で試合を終えた宮尾に対して、中瀬は陳と3時間に及ぶタフマッチを強いられた。陳の振り回しに絶えてなんとか勝ったが、終わった時にはすでに足はがたがたであった。

 一方の女子は早々に準決勝を終えた梅原に対し、平田は相棒の都合によりシングルス決勝の前にダブルスの準々決勝を割り込ませなければならなかった。ダブルスが終わった時点ですでに体力の消耗はかなり進んでいた。30分の休憩後、今日3試合目のシングルス決勝を始めたが、もはや平田の足は満足に動かなかった。

 

男子シングルス決勝
6-宮尾 祥慈 d. 2-中瀬 安朝 6-2, 6-2

男子シングルス準決勝
6-宮尾 祥慈 d. 1-小川 敦央 6-1, 6-3
2-中瀬 安朝 d. 5-陳 威儒 3-6, 6-4, 6-4

女子シングルス決勝
1-梅原 幸恵 d. 平田 育子 6-2, 6-0

女子シングルス準決勝
1-梅原 幸恵 d. 4-猪野 玲子 7-5, 6-0
平田 育子 d. 五藤 かおり 6-0, 6-4

高校生ながら積極的にJOP大会や国際大会に出場している大阪産業大附属高の小川敦央。今年すでにJOP大会で2勝している。準決勝で敗れたが、試合はスコアで見る以上に競った。間違いなく要注目選手だ。

日本大学を卒業してソニーに入社した陳威儒。日本リーグの決勝進出の原動力になることは間違いない。準決勝で中瀬を振り回したが、ひつこさにしこり負けてしまった。勝敗は紙一重だった。

 

他人の試合を冷やかす早稲田軍団。ちょっとむさい。このあとこの4人でダブルス準々決勝を戦った。これじゃ、大学の部活と変わらんやんか!

 

シングルス優勝の早稲田大、宮尾祥慈。決勝戦では疲れの見えた中瀬を圧倒。今日はサービスに威力があった。ダブルフォールトも多かったが、かまわずサービスを叩き込んでゲームを有利に進めた。短くなったボールはフォアの逆クロスで仕留めた。

 

 


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