フェド杯 ワールドグループT 1回戦
日本 vs アルゼンチン
2001/04/28 第1日
わ〜い、マリアちゃんだ! |
ェド杯の生観戦ははじめてだ。日本は杉山愛、アルゼンチンはスアレスとディアズオリバの上位がヘソを曲げて欠場したが、決して楽しみがなくなったわけではない。アルゼンチンには注目のマリア・エミリア・サレルニがいる。昨年の全豪以外のグランドスラムジュニア3大会を制した、とんでもない逸材だ。いったいどんなテニスを見せてくれるか?
最新ランキングを見ると一見五分五分のように見える。果たして本当にそうだろうか。私の頭の中には最良のシナリオと最悪のシナリオが交錯していた。
試合直前、4月23日付ランキング
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| 第1戦 シングルス |
マリア・エミリア・サレルニ 6-4, 6-2 小畑 沙織
| SET | 1 | 2 | ||||||||||||||||
| GAME | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| サレルニ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | ||||||
| 小畑 | 1 | 2 | 3 | 4 | 1 | 2 | ||||||||||||
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小畑は最高のスタートを切った。第1ゲームから良く走りよく粘り、サレルニのサービスをいきなりブレークした。サレルニも負けじとブレークバックする。ブレーク合戦は第4ゲームまで続いた。サレルニが先にサービスキープに成功すると、ここから容赦ない振り回しが始まった。一気に5−2と突き放す。小畑は何とか2ゲームを取り返すが、サレルニが押し切って第1セットを先取。 第2セットに入っても主導権はサレルニが離さない。ストロークはベースライン深く突き刺さり、しかも重い。ジュニアチャンピオンの実力をいかんなく見せつけた。 |
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| 第2戦 シングルス |
クラリサ・フェルナンデス 6-3, 4-6, 10-8 浅越 しのぶ
| SET | 1 | 2 | |||||||||||||||||
| GAME | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| フェルナンデス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 1 | 2 | 3 | 4 | |||||||||
| 浅越 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | ||||||||||
| SET | 3 | |||||||||||||||||
| GAME | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| フェルナンデス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ||||||||
| 浅越 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||||||||||
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浅越は目が覚めてなかった。フェルナンデスもあまり良くなかったが浅越はもっと悪かった。ストロークが左右にぶれ、とても50位台とは思えない集中力を欠いたプレイが続いた。1セットダウンの第2セット、ゲームカウント1−4になったところで、やっと目が覚めた。実は、この遅すぎた目覚めがあとで利いてくる。 一転集中を取り戻した浅越は今までと別人のようだ。本来の攻撃的なテニスが蘇った。あっという間に5ゲームを連取し1セットオールに持ち込んだ。完全に浅越のペースだ。 第3セットはフェルナンデスも必死に食い下がってきた。フェドカップには最終セット、タイブレークはない。どちらかが2ゲームアップするまでひたすら戦いは続く。フェルナンデスは長い手足を生かしてよく拾った。ムーンボールとスライスを織り交ぜて浅越のペースをかく乱しようとする。これが次第にボディーブローのように利いていった。浅越はムーンボールは一旦ベースラインから大きく下がって処理した。反対にスライスは深く膝を曲げ、重心を低くして処理しなければならない。 次第に浅越の膝が悲鳴を上げ始めた。とうとう7−7の時、メディカルタイムをとり、右足太ももにテーピングした。しかし、次のゲームの途中突然ラケットを放り出しコート上に倒れ込んでしまった。痙攣が始まったのだ。再び治療、何とか試合再開、ゲーム後さらにレストタイムを取り、懸命に時間を稼ぐ。次のゲーム、驚異的な気力で再びブレークバックし、8−8に。しかし、ここまでが限界だった。フェルナンデスは情け容赦ないドロップショットで徹底的に浅越の足を攻撃し、3時間を越える死闘に終止符を打った。 |
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