昭和の森オープンテニス
トーナメント 2000

決勝

(2000/08/20)

おっとっと..

スプーンレース中の加藤くん

 

和の森は家から近くて助かる。ちょいとサンダルがけで行ける気分だ。ここのところ伸び盛りの近畿大の加藤季温のテニスを見たかった。加藤のテニスは2年前の全日本選手権で井上摩衣子と組んだミックスダブルスを見たことがあるだけだ。このときサインをお願いしたら「僕のでいいんですか?」と初々しい返事が返ってきたのを覚えている。あれから2年、今ではすっかりなまいき逞しくなっていた。


男子シングルス決勝  土屋 哲史 6-4, 6-3 加藤 季温

 加藤は狙っていただろう。インカレがベスト16止まり、ここは一つ勝って憂さを晴らしたいのは山々だ。ところが自らのミスでけちをつけてしまった。というのもサービスゲームの時、パンツのポケットからボールがぽろぽろとこぼれてしまうのだ。1回目、主審は流した。2回目でワーニング、とうとう3回落としてしまいポイントを失ってしまった。途中でパンツを履き替えて事なきを得たが、この影響もあってか第1セットを落としてしまう。サービスゲームも安定していたので、たった一つのブレークでセットを落としてしまったことは悔やまれたことだろう。

 それ以上に土屋のネットプレーも冴えた。土屋は北日本物産所属、日本リーグで活躍する今では貴重なネットプレーヤーだ。今日は加藤のパスのコースをよく読んだ。しかもボレーが深く、パスのコースをより狭めた。最初から最後まで冷静で、安定感に満ちていた。

土屋 哲史
加藤 季温
鼻につくボール
加藤 季温
加藤 季温

土屋 哲史