ルネサンスフューチャーズ
石和オープン

準決勝

(2000/04/01)

わ〜い、またもめてるぞ〜
でも、八幡さんが現れるとすぐおさまる。さすが。

 

和オープンを観るのも今年で3年目だ。すっかり楽しみな大会になってしまった。晴天の時はほんとに爽快だ。中央高速の笹子トンネルを越えたとたん、甲府盆地の向こうに南アルプスの山々が屏風のように広がる。
 毎年必ずといっていいほど春嵐に見舞われ日程が狂ってしまうが、今年は順調に消化された。土曜日の今日はシングルス、ダブルスの準決勝だ。ダブルスには肩の故障から復帰した鈴木貴男が出場した。残念ながらシングルスの試合と同時に行われたため、遠目に見るだけで、あまり観られなかった。


シングルス準決勝  寺地 貴弘 6-4, 3-6, 6-2 トーマス・ジヴィニチェック(ドイツ)

 ジヴィニチェックはなかなかいい男、プレースタイルはベースラインからのストロークで組み立てる、寺地と同じようなスタイルだ。第1セット第3ゲーム、寺地はブレークするがすぐに次のゲームをブレークバックされる。寺地、盛んにドロップボレーを試みるがことごとく失敗、逆に切り返されてリズムに乗れない。風が強く、ロブが上がるとボールがどこへ飛んでいくか分からない。お互いに得したり損したり、まずは寺地がセットを先取。

 第2セットは寺地が2ゲーム連取、ところがその後ジヴィニチェックが5ゲーム連取して、結局このセットをものにする。寺地は高い打点からの決めのショットを数多くミスった。
 第3セット第2ゲーム、ジヴィニチェックのサービスゲームを寺地が粘りに粘ってブレークする。このブレークが山となった。このあと寺地はまさかのアンダーサーブまで繰り出し、余裕で逃げ切った。

てらちん
トーマス・ジヴィニチェック
トーマス・ジヴィニチェック
てらちん


シングルス準決勝  増田 健太郎 6-3, 1-6, 7-5 セバスチャン・フィッツ(ドイツ)

 セバスチャン・フィッツはでかい。2mはありそうだ。かたや増田健太郎は167cm、まるで弁慶と牛若丸だ。テニスはネットをはさんだ格闘技、直接肉体がぶつかり合うわけではないところがありがたい。第1セットは増田が第4ゲームの1ブレークを守って先取。第2セットは逆にフィッツが増田を圧倒、タイに。

 第3セットに入ってもフィッツの勢いはとまらない。4−1まで先行する。増田はそれでも表情一つ変えず、じっとチャンスが来るのをうかがっている。ついに風向きが変わった。フィッツの速くて重いストロークにも慣れ、4ゲーム連取に成功、5−4と逆転する。フィッツもしぶとい。第10ゲーム、3つのマッチポイントをしのぎ追いつく。第11ゲーム、増田は0−30と追い込まれるが、ここでも慌てることなく逆転しキープ、次のゲームをブレークして見事な逆転勝ちを飾った。

健ちゃん
セバスチャン・フィッツ
セバスチャン・フィッツ

日本人から見るととにかくでかい、セバスチャン・フィッツ。
こんちくしょう!

勝ったのにラケットをたたきつける増田。最後にもたついたのが気に食わなかったようだ。