カンガルーカップ
国際女子オープンテニス

第4日

(2000/05/06)

インドネシアのウィーネ・プラクシャ

スウォッシュも鮮やかな
練習前のウィーネ

 

会もいよいよ終盤、準決勝だ。負けた選手は次々と次の試合会場へと去り、次第にざわめきが少なくなっていく。写真の撮り易いセンターコートのシングルス1試合、ダブルス1試合を見た。


シングルス準決勝  タマリネ・タナスガーン(1) 6-3, 7-5 宮城 ナナ(6)

 宮城はちょっと淡白すぎた。タナスガーンのサービスを3回ブレークしたが、3回とも直後にブレークバックされた。しかも自滅的なドロップショットを連発し、自らペースを崩していった。それでも第2セットは5−4でセットポイントを迎えるが、これもドロップショットの失敗から獲り損ねてしまう。5−5に追いつかれた時点で、試合を投げたと思われるほど、急激に集中を失っていった。

タマリネ
ナナ

ナナ ナナ


ダブルス準決勝

浅越 しのぶ/吉田 友佳(4) 6-4, 7-6(5) ジャネット・リー/ウィーネ・プラクシャ

 見ごたえのある面白いダブルスだった。第1セットはリーのサービスを2回ブレークして日本ペアがリードする。第2セットに入ると、日本ペアはちょっと気が抜けたか3ゲームを連取される。しかしすぐに集中を取り戻し4ゲームを奪い返す。ここからお互い譲らずシーソーゲームが展開される。観客が驚かされたのは小柄なウィーネのパワーストロークだ。吉田もベテランの技で応酬する。最後はタイブレークに入り日本ペアが逃げ切った。観客はダブルスの面白さを堪能しただろう。

ウィーネ
友佳ちゃん
すまん! ウィーネと友佳ちゃんばっかり

ウィーネ ウィーネ ウィーネ 友佳ちゃん 友佳ちゃん 友佳ちゃん