男子シングルス準々決勝 谷川 美雄 7-6(0), 7-5 江川 佑介
昨日、奥のコートで江川佑介が駒田政史と長いゲームをやっていた。フォームが東欧の女子選手に似ていて、遠目に見ながら面白い選手だなあと思っていた。時折ひっぱたくフラットなストロークは威力抜群で、しばしば駒田を呆然とさせた。BBSでの盛り上がりもあり、ぜひとも江川の試合を観たいと思った。
試合が始まってみると確かに一発の威力には凄いものがある。特にバックハンドが素晴らしい。ベースラインから一発で決める威力を持っている。第1セットはストロークで主導権を握りゲームカウント5−2と圧倒する。しかし、谷川は少しもあわてた様子がない。江川が強打してきても辛抱強くていねいに返球し続ける。江川のミスを誘い4ゲームを連取して逆転に成功、タイブレークに持ち込む。タイブレークは江川に1ポイントも与えずセットを獲る。
第2セットも第1セットと同じような展開となる。このセットも江川が4−1と先にリード、さらに5−3まで持っていきサービス・フォー・ザ・セット。ところがまたしてもここから谷川が反撃、あっという間に逆転してしまう。反撃というよりも先に江川がストロークをミスしてしまうのだ。
第11ゲーム、江川は右ひじに違和感を訴えメディカルタイムアウトを取るが、その甲斐もなかった。谷川と江川は同じ関西勢同士、谷川は江川の攻撃パターンを熟知しているようだ。打たせておいてから、次第に追い詰めていく。スコア以上に谷川に余裕があったように見えた。