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第75回 全日本テニス選手権大会

2000/11/04〜05 予選

本戦初出場、やったね藍子ちゃん!
予選2回戦に勝って、にっこり。

月の島津全日本室内で始めて観て、そのあまりにも攻撃的なストロークに身震いするような衝撃を受けた。準決勝で新井由樹を相手に、高い打点から次から次へとストロークエースを奪った。試合には負けたが、その時から中村藍子の名前が、私の頭から離れなくなった。その中村がやっと東京にやって来た。ぜひとももう一度、自分の目で確かめたかった。


シングルス予選B 1回戦

中村 藍子(江坂JTT) 6-3, 6-0 風間 亜希子(マリンブルーSC)

SET
GAME
風間亜希子                    
中村藍子      

 こんなにわくわくした気持ちで試合開始を待つことは久しぶりだ。コート入口のネット越しにただひとり陣取って、予選B・1回戦の試合開始を待った。今日はうるさいテレビクルーもいないし、注目する観客もいない。藍子ちゃんは怪訝そうな面持ちで、ちらちらとこちらを見ている。強い選手になるためにはどんな状況であろうと、試合に集中しなければならないのだ。<おい

 トスに勝った中村がレシーブを選択して試合が始まった。幸先よくブレーク、3ゲームを先取する。1ゲームブレークされるもすぐにブレークバックして4−1のリード。ところが、どうも違和感がある。京都で見た時のイメージとあまりにもかけ離れているのだ。動きが鈍く、ストロークにも鋭さがない。相手のミスに助けられてリードしているだけだ。これでは並みの高校生だ。私は京都で幻でも見ていたのだろうか。

 第2セットに入ると次第に振り切れるようになっていった。最後はたたみかけるように1ゲームも与えなかった。しかし、今日の試合では参考にならない。終わってから中村に聞いてみた。

 わたし   「第1セットは随分、堅かったねえ。」
 藍子ちゃん 「ええ、ぜんぜん足が動かへんで..」

 わ〜い、こてこての関西弁や! <あたりまえやろ

 

シングルス予選B 2回戦(予選決勝)

中村 藍子(江坂JTT) 6-3, 6-1 藤原 恵子(島津製作所)

SET
GAME
藤原恵子                    
中村藍子       

 一夜明けて2回戦、本戦出場のかかった一戦だ。今日の相手は昨日とはちょっと違う。藤原恵子はJOPのランキングはほぼ同じ、日本リーグで活躍するベテランだ。昨日のような調子では一気にやられかねない。

 しかし私の心配は全く杞憂に終わった。最初2ゲームを連取されたことで気合いが入ったか、そのあと3ゲームを取り返し、完全に波に乗った。第6ゲームはダブルフォルトを3回犯し、例によって気前のいいところをみせたが、そのあとはたった1ゲーム、サービスキープを許しただけで、押し切った。激しいストローク戦になっても決して打ち負けることはなかった。京都で観た時の7分くらいのできだったろうか。もっと強い相手と当たった時、どのようなテニスをするのか楽しみだ。まだまだ潜在能力があるだろう。


そのほかのスナップ。女子ばっかりでスマン!

本戦出場を決めた桜田倶楽部の宇田怜未。予選の中での実力は抜きん出ている。本戦でも十分期待できる。

タレコミ感謝。MIDスポーツの秋山礼美と判明。かわいこちゃんだったので見とれていた。帰ってみたら知らぬ間に写真に写っていた。節操のないデジカメめ!

筑波大学の持田志保。持田も予選の中では実力十分。

今年、夙川学院からワコールに入った平知子。予選決勝で持田に当たったのが不運か、今年は本戦ならず。

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