2001年 5月 5日  岐阜カンガルーカップ 第4日

 トーナメントも終盤に入り、選手の数もだんだん少なくなってきた。残っているのは勝ち上がっている選手と次の福岡の大会の前にこちらでトレーニングを積むことにした選手達である。第1試合は注目のシングルス準決勝、ただ一人残った日本選手小畑沙織と実力どおりに勝ち上がってきたオーストラリアのアリーシャ・モリックの対戦である。

Singles SF

Alicia Molik(AUS)(2) d. Saori Obata(JPN)(5) 64 36 64
Bryanne Stewart(AUS) d. q-Renata Voracova(CZE) 61 61

Doubles SF

Kim(KOR)/Prakusya(INA)(4) d. Ellwood(AUS)/De Villiers(RSA)(1) 46 64 76
Pullin(GBR)/Woodroffe(GBR)(3) d. Guse(AUS)/Molik(AUS) 36 60 62

 

 モリックは小畑にとって食いごろの上位選手の一人だった。パワーはあるが今ひとつ精神的に脆いところがあり、崩れる時はどうしようもなく自滅的に崩れてしまう。そういう選手だ。今日もその兆候は見えたが、崩し切れなかった。小畑にかかわらず、今の日本選手の中に、かつての伊達のようにかさにかかって攻撃できる選手がいないのも事実だ。それが出来ないとすれば、別の道を見出すしかない。

 

 もう一つのシングルス準決勝は17歳チェコのリナータ・ヴォラコワブライアン・スチュワートの対戦だった。ヴォロコワがどんなテニスをするか楽しみだった。ところが思いがけずスチュワートに大差で負けてしまった。スチュワートはストロークが好調で、面白いようにストロークエースを決めていった。

 これで決勝はオーストラリア勢同士の対戦となった。しかも2人は親友で、今日も一緒に帰って行った。2人の決勝は1998年の久我山オープンで観ている。この時はモリックが快勝した。スチュワートがかわいかったのが印象的だった。<それがオチかい!

リナータ・ヴォラコワ

ブライアン・スチュワート

 

 ダブルスはシングルスとは逆に、オーストラリ勢は全滅した。プラクシャキムのアジア勢が決勝に残ってくれたのはうれしかった。やっぱりウィーネが見たいぜ!

ウィーネ・プラクシャ

アリーシャ・モリック

グース/モリック組を破って決勝に進んだイギリスのプリン(左)とウッドロフ(右)。勝った直後で上機嫌。