2001年 4月 1日  石和オープン本選第6日

 阿蘇、白子、石和と続いたルネッサンス・フューチャーズ3連戦が終わった。今年は例年以上に天候に悩まされた。昨日は季節はずれの雪となり、最後の2日間はインドアで試合消化せざるをえなかった。
 全体的に見るとオーストリアのアレクサンダー・ペイヤとドイツのラース・ウエベルのためのトーナメントの様相を呈した。ペイヤは阿蘇で、ウエベルは石和で優勝。2人で組んだダブルスは3連勝だ。日本選手では第1シードだった寺地貴弘が優勝1回、準優勝1回で、なんとか面目を保った。第2シードだった石井弥起は途中で怪我をし、思ったような成績が残せなかったのが心残りではある。

シングルス決勝

ラース・ウエベル 4-6 6-4 7-5 寺地 貴弘

ダブルス決勝

アレクサンダー・ペイヤ/ラース・ウエベル 6-4 6-4 加藤 純/近藤 大生

 今年の石和オープンで寺地の試合を見ようとは思わなかった。昨年、ここで寺地の表彰式を見ながら、これでフューチャーズは卒業、翌年はもう一つ上のステージで活躍していることを想像し、期待していた。寺地にとっても高校卒業以来、ほぼ計画どおりに進んでいたことを実感していたに違いない。苦手としていたパワーヒッターの増田健太郎を破って優勝したことも大きな自信となっていたことだろう。

 その後、海外を中心にチャレンジャーを転戦し始めた。海外へでてしまうと情報はウェブの試合結果でしか得られなくなってしまう。おかしくなったのは昨年の中盤くらいだったろうか、いい成績を残したと思ったら、次の週はリタイヤ、何かおかしいと感じていた。右肘の故障だった。結局手術を余儀なくされ、年の後半を棒に振った。やっと今年に入って試合に出られるまで回復してきた。

 今回の阿蘇、白子、石和と続くフューチャーズは寺地にとって再起を確認する重要な大会だった。昨年は鈴木貴男が再起の舞台に石和を選び、寺地と組んでダブルスに出場、見事優勝して再起の足がかりにした。皮肉にも今年は寺地がここで再起をはたした。今後の巻き返しを期待しよう。

 今日のスナップはポートレート風にまとめてみた。誰かに似ている人を見つけたらBBSに書き込んでね!

シングルス・ダブルス2冠、ドイツのラース・ウエベル。プロフェッサーという感じやね。この顔で怒ると結構怖い。

シングルス準優勝の寺地貴弘。2連覇はならなかったが復帰の手ごたえは十分。

ダブルス優勝、オーストリアのアレクサンダー・ペイヤ。帽子を脱ぐと意外に若い。

ダブルス準優勝、スイス国籍の加藤純。こんな感じのおねえさん、近所のスーパーによくいない?

ダブルス準優勝の近藤大生。さわやか系?待機中はよく寺地くんにからかわれてかわいがられている。