2000年 12月 24日 イザワクリスマスオープン、20世紀最後のトーナメントは本村剛一の優勝で幕を閉じた。全日本テニス選手権と同じ顔合わせになったが、試合の流れはかなり違ったものになった。權は全日本のスタミナ切れを反省してか、より仕掛けを早くしてきた。バックハンドはスライスで繋ぐことを少なくし、トップスピンで応酬した。この作戦は悪くなかったが、計算違いが一つあった。本村が調子の良い時の状態に戻っていたことだ。ストロークはかすれることなく厚くあたり、本来のスピードが蘇っていた。試合はフルセットになったが、本村には余裕があった。 女子ダブルス決勝
男子シングルス決勝
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2000年 12月 23日 けたたましい目覚ましの音で目が覚めた。そうだ、今日はイザワクリスマスオープンに梅ちゃんの応援に行くのだった。寝ぼけ眼を擦りながら、手早く着替えて家を出る。まだ外は暗い。ゴルフに行くおじさん、夜通し遊んでいた若者、早朝にもかかわらず電車は意外に乗客が多い。新横浜6時16分発のぞみ1号に飛び乗った。私の頭の中には山下達郎のメロディが流れていた。♪きっと君は来ない〜..ウォオ〜、サイレンナイ〜 女子シングルス決勝の模様はテレビで放映されたので見られた方も多いと思う。息の詰まるような素晴らしい接戦だった。梅ちゃんは、全日本の準決勝で4ゲームしか獲れなかったにもかかわらず「手ごたえを感じた。」という自らの言葉を証明して見せた。 女子シングルス決勝 浅越 しのぶ 6-4, 5-7, 7-5 梅原 幸恵
観戦が終わっても今日のスケジュールはまだ終わっていない。第1回ホームページ・オーナーズ・カンファレンスなる催しに出席しないといけない。メンバーは私と江坂JTTのSさん、えみ&ローラグレイスのEさんだ。うたぐり深い方は、単なる飲み会とちゃうか?と思われるかも知れない。正直に言おう。まったくその通りだ。
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2000年 12月 17日 12月1日よりJTA(日本テニス協会)のホームページがリニューアルされた。デザインは多少こぎれいになったが、少々重くあまり使い勝手のよいものではない。雑然としている印象だ。これから次第に良くなっていくことを期待しよう。 新しい試みとしてJTAクラブなるものが新設されている。年会費はブロンズ会員5000円、シルバー会員10000円、ゴールド会員30000円で、だれでも入会することができる。会費は日本の「ジュニアテニスプレーヤーの育成と選手強化のための資金として有効に使わせていただきます。」というのがうたい文句だ。もちろん特典もある。面白いのはJTA主催および主管のテニストーナメントに無料入場できる、というものだ。しかもシルバー会員とゴールド会員は空席があれば指定席も利用できるという。なんという太っ腹!といって、知っている人はすぐに気がつくだろうが、指定席がある大会はジャパンオープンしかない。有料の大会でさえ、全日本テニス選手権大会や全日本室内テニス選手権大会など、数えるほどしかない。残念ながら東レPPOとトヨプリは含まれていない。 まあこの特典はご愛嬌としても、会員になっていれば多少なりともJTAという組織がいかなるものか理解できるかもしれない。盛田正明新会長になってから、徐々にではあるが改革が進んでいるようである。全日本テニス選手権大会の決勝が10時開始から11時に変更されたのもその一つだろう。やればできるのだ。硬直した組織の人間は、できない理由を見つけることは巧いが、できる方法を見つけようとしない。 今回メールで入会申込書を送ってくれるように頼んだが、レスポンスが早いのには驚いた。興味のある方はコンタクトしてみてはいかがだろう。 JTAのホームページ http://www.tennis.or.jp/
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2000年 12月 9日 昨日の天気予報では、ただ一言「晴れ」、ひょっとしたら20世紀最後のテニス観戦になるかもしれないと思い、埼玉オープンの決勝を観に行った。巡り合わせが悪く、男子の試合は観られなかった。 世紀末は、やはり女子の試合で締めたい。女子シングルス、下の山は予想通り亜細亜大の田口景子が勝ち上がっていた。ところが、上の山は西川裕子が第1シードの和田奈々を4時間7分の激闘の末、破った。どうやら和田奈々はよっぽどテニスが好きらしい。2週間前の甲府オープンでも4時間17分のマラソンマッチをこなしている。 女子単
田口 景子(亜細亜大) 7-6(1), 2-6, 6-4 西川 裕子(神戸松蔭大)
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