こう叫びたくなる時があるんだよな!


1999年 11月 28日  甲府オープン、決勝

 いよいよ甲府オープンの決勝。やはり決勝というと、いつものことながらワクワクします。今日も快晴のもと、観客は昨日のなんと2倍以上!50人くらいでした。もったいない、もったいない。

 シングルス決勝は梅原幸恵ちゃんが6−4、6−1のストレートで快勝しました。梅ちゃんは今年に入って10万ドルの国際大会、7連続1回戦敗退だったそうです。一時は相当落ち込んでいたようです。この大会で獲得できるWTAポイントはたったの5ポイントですが、ポイントには換えられない自信を取り戻したことでしょう。

 ダブルスは大接戦となりました。田口景子/岡本聖子ペアが、第3セット3−5の土壇場から4ゲームを連取して手塚玲美/新井由樹ペアを振り切りました。スコアは7−6(0)、0−6、7−5です。由樹ちゃんは2週連続ダブルス優勝はなりませんでした。

梅ちゃん、優勝おめでとう!関西弁の優勝者が出て、私もうれしいよう。(そうじゃ、なくってえ〜)

思いがけず一方的な展開となり、がっくり。今日は全く自分のテニスができなかった高瀬礼美ちゃん。

ダブルス優勝の田口景子ちゃんと岡本聖子ちゃんの大学生ペア。フルセットの終盤、一気に逆転して勝負を決めました。

手塚玲美ちゃんのバックハンド。高校の後輩の由樹ちゃんを懸命にリードするも、今一歩のところで惜敗。

「ちゃんと取っておいてよ。そのうちお宝になるからね。」と言ったかどうか。負けた直後はべそをかいていましたが気をとり直して、ボールにサインをする新井由樹ちゃん。

 

1999年 11月 27日  甲府オープン、準決勝

 今日は快晴、紅葉の盛りの中央高速を一路、甲府のエストテニスクラブへ、たいした混雑もなく1時間あまりで到着。シングルス、ダブルスの準決勝4試合が行なわれました。シングルスの2試合だけ観戦しました。

 第1試合は梅原幸恵ちゃん対新井由樹ちゃん。梅原幸恵ちゃんは8月のアズメディアカップで優勝、その時はじめて見て以来、すっかりファンになってしまいました。小さなからだを目一杯使い、ゴムマリのように走りまくります。それにギャルっちくメッシュに髪を染めて、こてこての関西弁です。新井由樹ちゃんは今年のインターハイでベスト4、まだ藤村女子学園の高校2年生です。

 結果は梅ちゃんが6−3、7−5のストレートで決勝進出です。第1セットは梅ちゃんのペースで始まり3ゲーム連取。梅ちゃん5−1のあと、由樹ちゃんがやっとブレークに成功、2ゲーム連取して5−3に。しかし、次のサービスゲームをきっちりキープして、梅ちゃんが第1セットを先取。第2セットに入っても梅ちゃんは手を緩めず、4−1に。このまま押し切るかと思ったら、ここから由樹ちゃんの思い切りが良くなり猛追。4ゲームを連取して5−4の逆転に成功。梅ちゃんちょっと守りに入ったか、凡ミスを連発、たまらず「何がやりたいねん、もう〜〜〜〜!」と関西弁で自らを叱咤。第10ゲーム、梅ちゃん再び集中を取り戻し、簡単にキープ。逆に由樹ちゃんは集中を乱し、2ゲーム連続で落としてしまいました。大事なところで集中を保った、梅ちゃんの会心の勝利でした。

 第2試合は、インカレ優勝の高瀬礼美(あやみ)ちゃんと先週のゴーセンカップ優勝のチョイ・ヨンジャ。第1セット6−1で簡単に礼美ちゃんが先取。チョイ選手があまりボールを追いかけないので変だなと思っていたら、案の定けがのためリタイヤしてしまいました。

 これで明日の決勝は梅原幸恵ちゃん対高瀬礼美ちゃんの対戦となりました。私にはあまりデータがないのでどちらが勝つのか予想できません。

納得のいかない新井由樹ちゃん。

金網がじゃまやなあ...

「やったでえ!」会心の笑顔、梅原幸恵ちゃん。

 

1999年 11月 13日  全日本選手権、男子シングルス優勝は本村剛一

 みなさんご存知のように全日本テニス選手権、男子シングルスは本村剛一くんが初優勝しました。きっとテレビで観ているようなので、観戦記は省略します。<おい、おい!
 有明通いは2日だけで疲れてしまいます。というわけで、写真2枚でかんべん。最近、こんなんばかり。

ダブルス決勝進出を決めて喜びを爆発させる、金子くんと寺地くん。試合後はどこからわいてきたか、中学生、高校生が群がりサインぜめ。そんなにサイン欲しかったら、フューチャーズでも観に来んかい!

またまた仕切る修造くん。どうです、この腰の低さ。以前はちょっと無理しているように見えたけど、最近はトークもよどみなく、水が流れるが如し。しばらくは、食いっぱぐれはなさそう。

 

1999年 11月 7日  横浜チャレンジャー、終わる

 8月のアズメディアの頃、秋に横浜チャレンジャーを開催するということを聞いて、本気かいなと心配していた国内2つ目のチャレンジャー大会、横浜チャレンジャーが無事終了しました。大会最終日の今日の入場者は、主催者発表によると2500人でした。準備期間の短さを考えると、収支は別として大成功と言えるでしょう。主催のプロテニス日本の方の情熱にはほんとに頭が下がります。テニスファンにとっては、チャレンジャークラスの大会がひとつでも多く、しかも無料で観られたのですからこんなにありがたいことはありません。今回は事務局の方から、毎日試合結果とオーダーをFAXしていただき、ホームページ上で報告することができました。ありがとうございました。

 来年も引き続き開催する予定だそうです。その他にもうひとつぐらいチャレンジャーの大会を開催する計画もあるようです。来年がさらに楽しみです。

シングルス優勝、韓国の李享澤(左)と準優勝、タイのスリシャパン(右)。デ杯では日本も、うかうかしていられないぞ!
スリシャパンは布袋寅泰に似ていると思う。

抜群のコンビネーションで優勝した岩渕聡/トーマス嶋田。全試合ストレートの完勝でした。全日本も同じペアで出場予定です。

ダブルス準優勝のジョイス/スペンサー。一人当たりの賞金は450ドル、5万円ちょっと。うん?抽選会の商品の海外旅行より安いんとちゃうか??

抽選会に現れた修ちゃん。いい、いい、と言いながら頼まれると断れない、もう仕切る、仕切る!ほとんど、ビョーキ。

 

1999年 11月 1日  テニス観戦、強化月間

 いよいよテニス観戦強化月間?が始まりました。横浜チャレンジャー、全日本選手権、1週おいて、甲府オープン、はさきオープンと目白押しです。昨日、載せられなかった横浜国際プールのパノラマをどうぞ。東京体育館を一回り小さくした、真新しい会場です。食事のできるところは館内にセルフの軽食堂があるだけなので、個人で用意していったほうがいいかもしれません。近くに店は見当たりません。
 試合は3面で行なわれ、写真右端の飛び込み台の下のコートは練習コートになっています。もちろん飛び込み禁止です。

 


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