こう叫びたくなる時があるんだよな!


1998年6月28日

 サッカーW杯は決勝トーナメントに突入、日本対ジャマイカ戦のことはあまりにあほらしいので何も言いません。あんなにストレスのたまったゲームはありません。(言うとる、言うとる)

 ウィンブルドンの方は相変わらずの雨模様で、まだ3回戦を消化しきれていません。2年連続の日曜日開催かと思いましたが、どうやらイギリスの連中は休みには全く働く気はないようです。さびしいことにシングルスの日本選手はとっくの昔にいなくなっているし、お気に入りのヒチャム・アラジとパティ・シュナイダーも負けてしまいました。ジュニアのドローも発表になりましたが、何と藤原里華ちゃんはいきなり第1シードと当たってしまいました。

 3回戦を勝ち上がった主な顔触れを見ると、男子ではコルダ、ヘンマン、ラフター、フェレイラ、フィリポ。女子では、ヒンギス、セレス、テスチュ、ズベレワ、タナスガーン。地元ではもちろんヘンマンに期待が集まっているでしょう。このところぱっとしなかった、ラフターやフィリポも注目です。唯一アジア勢で残っているタナスガーンには頑張って欲しいものです。

 9月のトヨタプリンセスカップの前売券を買おうとプレイガイドに行ってきました。昨年はコートサイド最前列の席が取れたのですが、今回はあまりいい席が割り付けられなかったので、結局買ってきませんでした。高い金を払っていくのに、座りたい席も取れないというのは、ちょっと納得が行きません。システムが貧弱としか思えません。


1998年6月24日

 ウィンブルドン開幕!といってもすでに3日目ですが、1回戦も終わり日本選手の結果をまとめてみますと...

  吉田友佳 (6)−7(8)、2−6 Elena Likhovtseva
  杉山愛 4−6、7(7)−6(2)、3−6 Sylvia Plischke
  宮城ナナ 6−3、1−6、6−2 Julie Pullin
  佐伯美穂 6−3、2−6、1−6 Kristie Boogert
  井上青香 6−2、1−6、3−6 Nathalie Tauziat
  沢松奈生子 2−6、6−3、6−2 Barbara Paulus
  雉子牟田直子 3−6、6−3、6−4 Karin Miller

 2回戦進出は3人、う〜ん、こんなもんかなあ。惜しかったのは井上青香ちゃん、第1セットを楽に取って、第2セット途中で雨のため中断。夜も遅かったので『井上青香、大金星!』なんて、新聞の見出しを期待して寝てしまいました。ところが今朝、ウィンブルドンの公式サイトで結果を確認してみると、見事逆転負け。やはりトージアくらいのベテラン相手だとなかなか侮れない、敵ながらさすがと感心してしまいました。青香ちゃんがどんどん追いつめられていった様子が目に浮かぶようです。残念なのは吉田友佳ちゃん杉山愛ちゃん。友佳ちゃんはフレンチオープンのあと、朝日生命久我山スポーツセンターで見かけた時は元気そうだったのに、今回は非常に残念でした。杉山愛ちゃんは今年2勝していますが、少し安定感にかけているように思います。私の見るところ、何か悩みを抱えているように思います。(勝手に想像すんな!)


1998年6月21日

 昨日のW杯クロアチア戦はさすがに許せません!あんな雑な(日本と同じくらい)相手に勝っておかないと、いったいどこに勝てるというのでしょう。原因は私が見る限り、一つしかありません。とにかくパスが不正確すぎます。戦術とか戦略とか問題ではなく、全くの基礎技術の不足で負けたのですからみっともないったらありゃしない。W杯には最低限の技術を身につけてこないと失礼でしょう。これから次のW杯まで、ひたすらパスの練習しろーっ!(アルゼンチン戦の批評が少し甘かったので、今回は辛口)


1998年6月15日

 今から25年以上前、私が学生だった頃はサッカーのテレビ中継というものはほとんどありませんでした。唯一、岡野俊一郎氏の解説で確かワールドサッカーという番組が週に一度ありました。その番組は世界各国の名プレーヤーのプレイが見られる貴重な番組でした。その時はじめて、世界にはオリンピックよりも人々が熱狂するワールドカップなるものがあることを知りました。はたして、この舞台に日本人の立つ日が来るのだろうかと思ったものです。

 前置きが長くなりましたが、今日(すでに昨日になりましたが)がまさにその日となりました。私は熱狂的なサッカーファンではありませんが、今日だけはテレビの前で夢中で日本の応援しました。結果はアルゼンチンに1−0で負けましたが、よく健闘したと思います。あまりの実力差なので、弱いところやまずいところをほじくって、けなすことはいくらでもできるでしょうが、問題は今持っている力をどれだけ出し切るかということだと思います。そういう意味で日本チームはよくやったと思いますし、正しく評価しなければならないと思います。これから世界と互角に戦うための課題なんて山ほどあることくらい、誰でも分かることですから...


1998年6月13日

 今日はつくし野ファミリーテニスクラブにおじゃまして、小川高校のテニス部との親善試合に参加させていただきました。つくし野ファミリーテニスクラブの皆さん、小川高校のテニス部の皆さん、ありがとうございました。コギャル軍団と一緒にテニスができるなんて、人付き合いは大切にしておくものですね。いつもおじさんやおばさん相手のひねくれテニスばっかりやっているので、たまに若い人たちとテニスをするのは、非常に新鮮な気持ちになります。しかし、20名近くの部員を率いて、顧問の先生はさぞかし大変でしょう。毎日こんなことをやれといわれても私にはとてもできそうにありません。

 イギリスでは短い芝のシーズンに入っていますが、サンプラスがちょっとへん。ロンドンのクイーンズクラブチャンピオンシップでは、得意の芝なのにウッドフォードに3回戦で負けています。でもウッドフォードも好調そうで、準決勝に進出です。一方楽しみなのは、DFSクラシックで久々にワイルドカードをもらってグラフが出場(でも第1シード)、準決勝に進出。完全復帰にはほど遠いでしょうが、これで役者もそろい、もっと混沌となれば、ますます観ているほうには面白い!


1998年6月9日

 どちらかというとモヤが有利かなと思っていたらやっぱり優勝しました。しかしコレチャがストレートで負けるとは思いませんでした。昨日は12CHで見ていましたが、やっぱり眠気には勝てず最後まで見ることはできませんでした。でも、試合より面白かったのではないかと思われたのがヒンギスのCM。タニタと日本食研のCMを全バージョン流していたのではないでしょうか。特に日本食研の新バージョンCMには涙が出るほど大笑いしてしまいました。テニスも天才的ですが音痴も天才的!ますますヒンギスが好きになりました。

 先週、観にいった関東オープンテニス選手権大会の写真の編集ができましたので『テニス観戦に行ったゾ!』のコーナーでご覧下さいませ。


1998年6月7日

 今日は町田市の団体戦に助っ人で参加しました。予選リーグは5チームの総当たりリーグ戦、ダブルス3試合のうち2つ取ったほうが勝ちというシステムです。今日は6−1、6−1、6−1、6−2で4試合とも勝ち、傭兵の責任を果たすことができました。久しぶりに満足のいく公式戦になりました。パートナーの方も助っ人で当日初めて顔を合わせたのですが、ダブルスの基本どおり動いて、決める時は決めてくれるので大変やりやすい展開になりました。やはりダブルスは決める時に確実に決めてくれないと、がっくりきてしまいます。でもチームとしては2勝2敗となり、決勝リーグ進出はなりませんでした。公式の団体戦には初めて出場しましたが、デビスカップの盛り上がりがわかるような気がしました。(レベルがちゃうやろ!)

 昨日のフレンチオープン女子決勝は、すでにご存知のようにサンチェスセレスに粘り勝ちしました。セレスはダベンポートと同様に、サンチェスのあまりのしつこさに最後は完全に根負けしたようですね。個人的にはサンチェスのプレースタイルはあまり好きではないのですが、サンチェスにしてみればああいう戦法しか選択できないのでしょう。

 今まさに男子の決勝が行われていますが、モヤコレチャ、どちらが勝つのか全く予想がつきません。いずれにしろ今回のフレンチオープンは、男女ともスペイン勢の優勝に変わりはありません。ゆっくり観戦したいのですが、睡魔に勝てるかどうか...


1998年6月6日

 朝日生命久我山スポーツセンターに関東オープンテニス選手権大会を観戦にいきました。朝から小雨が降っていましたが、久我山のコートは砂入り人工芝なので雨さえ止めばすぐに開催可能と判断し、出かけていきました。予想通り、着くまでの間に雨も止み、午後2時から試合開始となりました。

 惜しかったのは村上武資、ファイナルセット5−2まで金奉洙を追いつめたものの、その後連続5ゲームを失い、大逆転負けを食らってしまいました。勝利を意識した瞬間から、歯車狂ってしまうという典型的な展開でした。金選手はどうやら風邪気味で、試合中もずっとせき込んでいましたが、それがかえって力が抜けたのでしょう。
 もう一方の男子シングルスは、小野田倫久徳丸真史をファイナルセットで退けました。若者同士のいきのいい、なかなか面白いゲームでした。小野田くんは今回山本育史も破っており、とても調子が良さそうです。結局明日の決勝は金選手対小野田くんの対戦となりました。粘っこい金選手にどこまで小野田くんが我慢できるかが鍵になるでしょう。

 前回ここへ来た時は小畑沙織ちゃんが練習していましたが、今回は本村ゴーイチくん吉田友佳ちゃんに会うことができました。予想もしていなかった選手に出会うのは何か得したような気分になります。


今大会絶好調の小野田くん 粘り勝ちの金選手 レストランでパチリ
吉田友佳ちゃん
練習中のゴーイチくん

1998年6月5日

 ヒンギスが負けてしまった!まさか負けるとは思っていなかったので、びっくりしてしまいました。今日のセレスはストロークが深く、ボールにも威力があって、終始ヒンギスを圧倒していました。よく見るとからだも少しシェープアップされたような気がします。一時は妊婦かと見まごうほどでしたが。
 一方、ダベンポートの方はサンチェスのあまりのしつこさに嫌気がさして自滅してしまったようです。最後のスマッシュミスなどは、これでミスれば楽になれるといわんばかりに、腰が引けていました。
 これで、決勝はサンチェスセレス。心情的にはセレスに勝たせてやりたいなあ...

 男子のベスト4はマンティーリャ、コレチャ、モヤ、ピオリーンというめちゃめちゃ濃い連中ばかり。しかもスペイン勢3人にフランス1人。あのへんは濃い連中の巣窟か!?みんな、グランドスラムの優勝経験がなく、予想が難しいですね。あえて予想するなら、コレチャモヤか!


1998年6月3日

 フレンチオープンはいよいよ大詰め。女子4強は、ヒンギス、セレス、サンチェス、ダベンポート。開幕前はほとんど10代選手ばかり残るんじゃないかと思いましたが、妥当なところにおさまったようです。もちろんヒンギスが大本命でしょうが、あとはだれが勝ってもおかしくない展開です。
 私はこの中では特にだれもひいきにしていないので、客観的に観られます。ヒンギスには優勝した後の記者会見で小生意気な発言を聞いてみたい。セレスは復帰後人間的に大きく成長したし、ひたすら増えていく体重と戦っている姿がひたむき。サンチェスはこの後ほとんどチャンスはないかもしれない。ダベンポートには、まだ一人だけグランドスラムタイトルを取っていないのそろそろ取らせてやりたい。まっ、とにかく面白いゲームを観せて欲しいと思います。


1998年6月2日

 今日のヒンギスは気合いが入っていましたね!絶対勝つという気迫がテレビを通しても、ひしひしと伝わってきました。ウィリアムスも悪くはなかったと思いますが、完全にヒンギスの集中力が上回っていたように思います。この集中力をあと2試合、持続できたらまず優勝は間違いないでしょう。