こう叫びたくなる時があるんだよな!


1998年5月31日

 フレンチオープンもいよいよ中盤。マンティラ、ムースター、モヤがまずはベスト8に進出。なーんだ、やっぱりこいつらか、と思ってしまうようなメンバーばかり。でもフレンチオープンはこうでなきゃ!女子はベスト8でヒンギス・ウィリアムス戦が決定。う〜ん、もうちょっとあとでもいいんでないの、というようなもったいない組み合わせ。今現在の実力からいけば、ウィリアムスはどう見てもヒンギスの次という感じ。私のお気に入りのアラジ、クルニコワ、シュナイダーもまだ残っています。そうそう忘れてました。杉山愛ちゃんもまだダブルスで残ってました。ジュニアのドローも発表されましたが、日本期待の藤原里華ちゃんはいきなり第1シードと当たっています。そんなこと気にせず、がんばれ!


1998年5月28日

 フレンチオープンは第4日目。今は雨で2回戦の進行がかなり遅れているようです。公式サイトをのぞいてみると雨が降っているアニメーションが出ているので、すぐに雨で中断中ということが分かります。JAVAのスコアボードもあり、ゲームの途中結果をリアルタイムで見ることができます。なかなか良くできたホームページになっています。

 男子の方は例年どおり?大波乱。ビッグネームのネットプレーヤーが次々に脱落しています。サンプラス、ヘンマン、ルゼドスキー、フィリポーシス、イバニセビッチ...。すでに残っているのはクライチェックラフターくらいしかいません。おまけにアガシはよめさんの不祥事に気を取られたのか1回戦負け。他にも、コルダ、クーリエ、ビヨルクマン、ブルゲラまでも!こりゃ、だれが生き残るのでしょう。私のおすすめの選手は、ずばりヒチャム・アラジ!とてもスリリングなテニスをします。

 日本女子の方は残念ながら、次々に敗退。残っているのは、まだ2回戦をやっていない佐伯美穂ちゃんだけです。ご存知のように杉山愛ちゃんは2回戦でビーナス・ウィリアムスに0-6、2-6で完敗。今回の対戦はトップ10を狙えるかどうかを占う大事な1戦だと思っていましたが、いささか厳しい結果になってしまいました。これにめげずに頑張って欲しいものです。女子選手の中でのおすすめはパティ・シュナイダー!ボールに回転をかけるのがとてもうまく、前に出てきた選手の足元にストンと落としミスを誘います。ぜひ、ごらんあれ。


1998年5月24日

 フレンチオープン開幕間近!フレンチオープンの公式サイトはもうすっかり準備が整い、インターネットでの実況中継のページまで用意されています。予選のドロー表もあり、至れり尽せりです。予選決勝まで勝ち上がっていた鈴木貴男くんはフルセットのうえ惜しくも敗れ、念願のグランドスラム初出場はなりませんでした。このところ日本男子は予選決勝の壁をなかなか破ることができません。本村ゴーイチくんは1コケでした。一方女子は平木理化ちゃんと浅越しのぶちゃんが共に1回戦敗退です。結局本選出場は杉山愛、沢松奈生子、吉田友佳、佐伯美穂、雉子牟田直子、宮城ナナ、井上青香の女子の7人です。まずはドロー表を見渡してみましょう。

 男子では、いきなりビヨルクマン対ムスターという超濃い対戦があります。今回はムスターがシードされていないのでこんなことになってしまいました。たとえビヨルクマンが勝ったとしてもほとんど1回戦で精力を吸い取られてしまうんじゃないかと心配してしまいます。サンプラスとリオスは同じトップハーフ、サンプラスがはたしてリオスと対戦するところまで上がってくることができるでしょうか。ボトムハーフでは順当にいけば、2回戦でディフェンディングチャンピオンのクエルテンとアガシが激突、これは見逃せません。WOWWOWさん、たのんまっせ!

 日本女子の方は7人も出場するにもかかわらず、幸いにも?1回戦でシードと当たる選手はいません。しかし2回戦は少しつらそう。吉田がヒンギスと、杉山がビーナス・ウィリアムスと、雉子牟田がクッツァーと、宮城がテスチュと、それぞれ当たる可能性があります。でも、吉田・ヒンギス、杉山・ウィリアムスの対戦は、いったいどこまで戦えるのか、ぜひ見てみたいですね。


1998年5月17日

 夜になってから降り始めた雨が明け方まで残り、午前中はコートを使うことができませんでした。仕方がないので、いつか行くかもしれないテニス観戦のために、ドライブがてら朝日生命久我山スポーツセンターの場所を確認に行ってきました。町田の我が家からは、八王子から中央高速をひとっ走り、高井戸で下りて約40分(少々飛ばし過ぎ)で着きました。ここはハード、砂入り人工芝含めて31面もある大規模なテニスクラブです。幸運にもインドアのコートで、小畑沙織ちゃん久松志保ちゃんが練習をしていました。邪魔にならないよう外からしばらく見学させてもらいました。(でも、知らないおじさんがそばで見ていたのだから、きっと邪魔になったでしょう。スマン!)そのとなりのコートではかなり実力のある男子選手がゲーム形式の練習をしていました。かなり実力のあるといっても、おそらく全日本級の選手と思われるので、半端なうまさではありません。ただただ唖然とするばかりです。参考にしようとか真似るとかというレベルではありません。
 ただ、ここはいったいどんな人たちがテニスをしているのでしょう。止めてある車を見るとベンツとかBMWとか高級車がごろごろ!私みたいな貧乏人にはなかなか気が引けるところでした。


1998年5月10日

 情けないったらありゃしない!町田市民戦ダブルスは3回戦どころか、あっさり1回戦負け。4−2のリードから連続4ゲーム取られて6−4の逆転負け。振り返ってみればミスが多かったとか攻撃的でなかったとかいろいろ言えるけれど、結局下手だったとしか言いようがありません。もう、思いっきりストレスがたまってしまいました。明日からの勤労意欲がわかないよう〜!

 イタリアンオープンでは、またヒンギスウィリアムスの一騎打ち。他の選手、もうちょっと何とかしろーっ!


1998年5月9日

 イタリアンオープンはえらいことになっています。上位シードはことごとくコギャル軍団に蹴散らされ、セミファイナルに何とか残ったのはアランチャ姉さんのみ。残り3人はマルチナ・ヒンギス、ヴィーナス・ウィリアムス、ミリヤナ・ルチッチ。ここ最近の傾向とはいえ、このままだと一挙に世代交代ということにもなりかねない勢いです。最近のコギャルたちはプレーだけでなく、しゃべることもずけずけいうので個人的には結構楽しんでいます。

 明日は再延期になった町田市民戦ダブルス。何とか3回戦くらいまではいきたいゾー!


1998年5月5日

 5月3日の町田市民戦はまたもや延期。午前中は何とかもったものの午後から本格的な雨。今度は5月10日に再延期となりましたが、棄権続出は免れないでしょう。
 先週行われていたトーナメントの結果や、いかに。

BMWオープン
 トーマス・エンクヴィスト 6-7(2-7)、6-3、7-6(7-4) アンドレ・アガシ
AT&Tチャレンジ
 ピート・サンプラス 6-7(4-7)、7-6(8-6)、6-3 ジェイソン・ストルテンバーグ
レクソナカップ
 マルチナ・ヒンギス 6-3、7-5 ヤナ・ノボトナ
クロアチア・ボル女子オープン
 ミリヤナ・ルチッチ 6-2、6-4 コリナ・モラリウ

 サンプラスはクレーコートで3回目の優勝。そういえばルチッチはディフェンディングチャンピオンでした。守っただけでもすごい!


1998年5月2日

 外はぽつぽつ雨が落ちてきて、風も強く嵐の予感。明日の町田市民戦はまた中止かも知れません。今からすでに闘争心が萎えてきています。でも世界ではフレンチオープンに向けてクレーコートシーズン真っ盛り、各地でトーナメントが行われています。ちょうどベスト4が勝ち残ったところ。いったいどうなっているのでしょう?

BMWオープン(ドイツ/ミュンヘン)
 アガシがビヨークマンを破っています。相変わらず好調を持続、何で今まで本気ださなかったの!といっても、人間いろいろ事情があるんだろうなあ。年末までにトップ返り咲きを目指すと公言していましたが、グランドスラムを1つくらい獲ると、まんざら夢ではないかも知れません。

チェコオープン(チェコ/プラハ)
 おーっ、ここはどうやらクレーコーターの巣窟のようです。ぜんぜん名前を知らないのでコメントできません。スマン!

AT&Tチャレンジ(アメリカ/アトランタ)
 サンプラスが何とか勝ち残っています。それにジャパンオープン優勝のパベルも。サンプラス、クレーコートで勝てるでしょうか。

レクソナカップ(ドイツ/ハンブルグ)
 第1シードのヒンギス、第2シードのノボトナがしっかり勝ち上がっています。ここの注目は何といっても最近好調の第5シード、パティ・シュニイダー。サンチェスを6−3、6−0で圧倒しています。何が注目かというと第1に可愛い!それにフラットドライブでバコバコ打ちまくるのが女子の主流の中にあって、ボールに回転をかけるのが非常にうまい。相手がネットにつめてきた時は、パッシングを打つだけでなく、ややきつめの回転をかけて足元やアングルを狙ってきます。次は何をするんだろうという期待感があって非常にスリリングです。

クロアチア・ボル女子オープン(クロアチア/ボル)
 第4シードのルチッチとジャパンオープン準優勝のモラリウが残っています。ルチッチは当たればメチャ強いのですが、まだまだ荒削りなので優勝はどうでしょう。